久しぶりの投稿で恐縮です。
COVID-19の感染拡大により,多くの学校で遠隔授業が行われていると思います。本校でも遠隔授業が行われています。
そんな中,非常に有意義なソフト(サイト)を見つけましたので,当ブログをお読みいただいていて,同様に困っている方へ少しでもお力になれたらと思って投稿させていただきました。
高専教育において実験実習は非常に重要な科目です。
そんな実験実習を遠隔授業でどう行うか。非常に悩ましく思っておりました。
「実際にモノを触る」とまではいきませんが,ブレッドボード上で回路を作成し,動作を確認することができるソフトウェアを見つけました。
それが「TinkerCAD」です。
無料かつ,ブラウザ上で動作するソフトになっています。
最初の登録は必要であるものの,特にメルマガが届くわけでもありませんでした。
例えば,ブレッドボード上でLEDの点灯回路を作ってシミュレーション開始を押すと,LEDが光り回路が正しいことを確認できます。
過電圧がICにかかったりすると破損マークが出るなど,非常に便利なツールです。
さらに,このソフトのすごいところは,Arduinoも使用可能であり,プログラミングを行って信号の入出力も行うことができるのです。
簡単な回路配線の訓練やプログラミングの練習には非常に有意義なものと考えています。
本校では電気情報工学科2年生向けにTinkerCADを使用して実験の遠隔授業を行いました
ご参考になれば幸いです。
(※本内容に関する保証は行っておりません。自己責任でお願いいたします。)